original
-
豆のまま | Whole(おすすめ)
¥700
-
細挽き | Fine(マキネッタ)
¥700
-
中細挽き | Medium-Fine(水出し)
¥700
-
中挽き | Medium(ドリップ)※少し粗め
¥700
-
粗挽き | Coarse(フレンチプレス)
¥700
口の中を転がるような心地よい酸とデーツやブラウンシュガーのような甘さを感じるコーヒーです。
生産者: Smallholder farmers
産地: Buenos Aires, Comayagua
標高: 1,400 - 1,700m
品種: Catimor, Ihcafe 90, Lempira
精製方法: Washed
ホンジュラス中西部に位置するコマヤグア県は、同国で最初にコーヒー栽培が始められた場所と言われています。
県土の平均標高は約1200mで、肥沃な土地と高山気候は、コーヒー生産に最も適したものです。
このコマヤグア県のブエノスアイレス村は、野菜生産を主に行っている小さな村でしたが、近年農家の生活向上を目指して、コーヒー生産に力を入れるようになりました。
現在は50軒程度の小規模農家 が、ボルカフェ・グループのコーヒー生産支援の取り組みであるボルカフェ・ウェイのスタッフと世界的な農家支援組織であるテクノサーブの協力を得て、 生産性、品質向上、生産資源の有効活用の三本の柱の改善を目標に、日々生産技術の研鑽を重ねています。
また、従来ホンジュラスコーヒーの取り扱いの際に頭痛の種となっていた欠点豆や夾雑物の多さ、不安定な水分値による品質の劣化などを防ぐため、プロジェクト・ゼロというスローガンで、収 穫から輸出精製に至るすべてのプロセスにおいて欠点の発生を防ぐ仕組みを作り、ホンジュラス・コーヒーの本来の持ち味を損ねないようにお届けすること に成功しました。
ホンジュラスは人口あたりの殺人事件発生率が最も高い国の一つです。
最大の原因はやはり劣悪な経済状態。
現在、人口の70%が貧困状態にあるとされており、だからこそ窃盗・強盗・殺人・麻薬犯罪が起きてしまっています。
そんなホンジュラスの唯一の希望はスペシャルティコーヒーとの話もあるそう。
スペシャルティコーヒーの生産に従事する人たちはまさに命と尊厳をかけて、毎年美味しいコーヒー作りをされています。
スペシャルティコーヒーとはいえ、少しは欠点豆は混入しているもの。
この欠点豆を除く為のハンドピッキングの作業を、様々なプロセスで他の産地のスペ シャルティクラスの農園よりも頑張ってもらうことで、日本でかかるはずのハンドピックの時間と日本人の人件費分を乗せて、産地に還元することにした「プロジェクト・ゼロ」。
もちろん全くゼロにするのはどちらも困難です。
しかし限りなくゼロに近づこうとする、ホンジュラスの生産者のスペシャルティコーヒーにかける想いを是非、この飛び切りクリーンなカップから感じとっていただければと思います。