original













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豆のまま | Whole(おすすめ)
¥1,000
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細挽き | Fine(マキネッタ)
¥1,000
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中細挽き | Medium-Fine(水出し)
¥1,000
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中挽き | Medium(ドリップ)※少し粗め
¥1,000
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粗挽き | Coarse(フレンチプレス)
¥1,000
COE入賞常連農園からのクリーンカップ。
爽やかな柑橘類を思わせる酸味と柔らかい口当たり、そしてシロップのような甘さがレモンキャンディーのような印象を与えます。
紅茶のようなフレーバーも感じられ、非常に上品かつ繊細で、バランスの取れたコーヒーとなっています。
【生産地】ニカラグア北西部 ヌエバ・セゴビア県 ペラルタ農園内の1区画 (El Bosque)
【精製】ウォッシュ
【標高】1,100〜1,500m
【品種】ジャバ
【クロップ年】2024年9月入港
【生産者】フリオ・ペラルタ氏
【乾燥】天日乾燥
【規格】HG
【カッピングコメント】レモン、キャンディー、紅茶、ミルクチョコレート、ウォールナッツ、ジューシー、クリーン、ラウンドMF、バランスト
【自然豊かなEl Bosque農園】
ペラルタコーヒー社がコーヒー栽培を始めたのは20世紀初頭、ヌエバ・セゴビア地域のディピルトとヤラパ山岳地帯に位置します。5つの農園を所有し、それぞれの土地に適した品種を栽培し、区画ごとで栽培品種を管理しているため、単一品種のロット作りを行うことが可能です。今回のロット、El Bosque農園は、ディピルト近郊のサンフェルナンド。約1万人が暮らす比較的大きな都市です。栽培面積は42haで、自然林地帯(自然保護区)を含めると150haほどとなり、湧水が多く点在する自然豊かな農園です。水洗工場ではペナゴス社のエコパルパー(水を最小限に抑えることができる果肉除去機)を使用し、豊富な水源地帯であっても、使いすぎないように環境に配慮した加工をおこなっています。
またその水源を利用して水力発電をおこなっており、農園全体の電気を賄える発電量となっています。ジャワ、パーチェ、ビジャサルチ、カツーラ等々様々な品種を区画ごとに植え、マイクロロットを作ることにも前向きペラルタ氏は品質向上のために、クリーンカップを最大限に引き出すための水洗式やバランスの良いナチュラル製法等にも取り組んでいます。
【徹底した品質管理】
全てのコーヒーにおいて、収穫後の加工前に、コーヒーチェリーの熟度を完璧に揃えるため糖度計の使用と手選別を行なっています。各区画においてさまざまな品種を栽培しており、その品種の特性を生かした精選方法を常に行うように心がけている農園です。収穫後の品質管理は、モニタリング検査を適宜行い、同じロット内でのブレをなくすだけでなく、ロットごとのブレを最小限に抑えるように心がけています。また、このモニタリング検査のおかげで、各ロットがどの時期に、どのように加工されたかを100%トレースができるようになっています。COE入賞を何度も果たす常連農園ですが、この徹底した品質管理・ロット管理を実践しているのを伺うと入賞し続けているのが納得できます。
【常に革新する加工技術】
発酵による香味形成を重要性にいち早く目をつけたペラルタ農園を運営するペラルタコーヒー社は、発酵時の温度・湿度管理を行い、適した微生物が気持ち良く活動できる好条件を徹底管理し、狙った香味に仕上げれるまで発酵技術の研究をしています。また乾燥工程においても、加工条件によって、パティオ・温室・アフリカンベッドを使い分けて管理しています。乾燥し終わったコーヒーは、上記の厳しいロット管理を行い、輸出準備をおこなっています。