original












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豆のまま | Whole(おすすめ)
¥1,350
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極細挽き | Extra Fine(エスプレッソマシン)
¥1,350
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細挽き | Fine(マキネッタ)
¥1,350
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中細挽き | Medium Fine(水出し)
¥1,350
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中挽き | Medium(ドリップ)※少し粗め
¥1,350
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粗挽き | Coarse(フレンチプレス)
¥1,350
ブルーベリーやオレンジのような優しい酸と甘くまろやかなボディが心地よいコーヒー。
濃度のある甘さと酸のバランスが取れる中煎りが特におすすめ。
周辺の1,260世帯の農家さんが持ち込んだコーヒーチェリーを精製するニエンイウォッシングステーションは、アカワ プロジェクト(Akawa Project)と呼ばれるサスティナブルプログラムに取り組んでいます。
【原産国】ブルンジ
【農園名】Masabo Thierryさん(ウォッシングステーションの管理者)
【地域】カルジ州
【標高】1,670m
【精製方法】ウォッシュト
【品種】ブルボン
【栽培・農薬の使用】基本的に無農薬栽培。必要に応じて化学肥料の使用あり
【カッピングコメント】ブルーベリー、オレンジ、ブラウンシュガー、カカオ、ラウンドマウスフィール、グッドボディ
【ブルンジってどんな国?】
ブルンジは、アフリカ大陸の東側の中央に位置し、まさに大地溝帯(グレートリフトバレー)の中にあるという位置関係です。大地溝帯によって生み出されたタンガニーカ湖が西部に位置しており、北にはルワンダ、東にはタンザニア、西にはコンゴ民主共和国に囲まれたコーヒー生産地のど真ん中にある国です(日本の四国よりも少し大きいくらいのサイズです)。例にもれずブルンジも約9割の人が農業に従事しており、そのうちの約4割の人がコーヒー生産をしています(次いでお茶や綿花の生産も多くしています)。国土のほとんどが標高1,500m以上のため、アラビカコーヒーの生産に非常に向いている環境で、2000年初頭からスペシャルティコーヒーの生産が拡大し、COEなどの品評会も開催され世界的に高評価を得られている国がブルンジです。
民族は北に位置するルワンダと似ており、フツ族(85%)とツチ族(14%)とトゥワ族(1%)という構成です。1970年頃と1990年頃のジェノサイドという暗い歴史が印象的な国であり、民族間での傷はまだ癒えてはいませんが、今では国を挙げてスペシャルティコーヒーを生産するまでに復興しています。内政不安やインフラの整備遅れ、港までの輸送コストの高さなど、まだまだ改善すべき点がたくさんありながらもこれだけの味わいのコーヒーを作り出せる高いポテンシャルを持っています。
【ニエンイウォッシングステーション】
標高1,670mに位置するニエンイウォッシングステーションには、周辺の1,260世帯の農家さんが収穫したコーヒーチェリーを持ち込みます。酸性土壌の豊かな赤土で栽培されるブルボン種のコーヒーには、しっかりとしたベリー系のフレーバーと柑橘系の酸質を作り出すのには欠かせない要素の一つです。日中の平均気温も18‐25℃、降水量は地域により異なりますが年間に2度の雨季があり、約1,000mm~1,500mm。コーヒー栽培にはうってつけの温度帯・降雨量であり、このウォッシングステーションに運ばれる真っ赤に熟したコーヒーチェリーは、まるで宝石のように輝いて見えます。果肉を除去され、キレイな水で洗われたパーチメントコーヒー達は100本以上並ぶアフリカンベッドに広げられ、ゆっくりとサンドライされていく姿は圧巻です。ここは2017年に設立された比較的新しいウォッシングステーションですが、ブルンジのこれからのコーヒー生産を担う、重要な役割を果たしてくれていると感じることのできる場所です。
【ブルンジ アカワ プロジェクト】
このコーヒーのシッパーであるベルギーのSupremo社は現地業者のSUCCAM社と協同しブルンジでアカワ プロジェクト(Akawa Project)と呼ばれるサスティナブルプログラムをニエンイウォッシングステーション(WS)を含む13の加工場で展開しています。
①樹木管理指導 :剪定方法を指導するとともにWSで生産者にブルボン種の苗木を配布。生産性の向上の為には定期的な木の植え替えやメンテナンスが必要なことを伝えています。
②地域の生産者リーダーの育成 :WSごとに農業技師を配置し、各エリアの栽培リーダーを育成。地域に適切な栽培方法が根付くことで、持続可能なコーヒー栽培を目指しています。
③土壌肥沃度への関心向上 :コーヒーにつけたプレミアム価格から、各地域のリーダーにヤギを供与。糞尿は有機肥料として利用可能、土地の肥沃化に貢献している。さらに家畜としても価値が高い。
④衛生的な飲料水の提供:一部のWSで安全な飲料水を提供する井戸を20基設置。栽培地域の住人が安全に暮らせるコミュニティづくりに力を注ぐ。