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ORIGAMI DRIPPERとHARIO V60 DRIPPERの違いを検証!

2018年の「Japan Brewers Cup」、そして2019年の「World Brewers Cup」で優勝者が使用していたことで一気に有名になったORIGAMIドリッパー。

その名の通り、折り紙で作ったような深いリブを持つ美しいフォルムと、スペシャルティコーヒーのスッキリとした味わいを最大限に引き出す実力から、愛用者もどんどん増えている様子。

左がORIGAMI DRIPPER air。

AS樹脂製です。

ポッテリとして適度な重みもあり、暖かい質感。
決して安っぽい印象はないなと感じました。

ORIGAMI DRIPPERは、もともとセラミック製から発売されていますが、今年の2月よりこのAS樹脂製のものがラインナップに加わりました。

当然のことながら、セラミック製のものより軽く、耐衝撃性に優れています。
ですが軽すぎることもなく、専用のホルダーにぴったりと収まって安定感があっていい感じです。

実は以前はセラミック製のORIGAMIを使っていたのですが、ふとした拍子に床とfall in love。
「いつかやっちゃいそうだなあ、、、」という不安が入手から一ヶ月くらいで的中してしまったので、泣く泣く樹脂製を新たに買い求めたという次第です。

セラミック製は確かにより高級感もあり、上品なパステルのグラデーションもとても美しいのですが、専用のウッドホルダーはORIGAMI DRIPPERのリブに沿うようなギザギザに加工されているわけではなく、シンプルに丸い穴が空いている仕様なので、少々安定感に欠けるように感じていました。

その点、このORIGAMI airは、専用ホルダーがORIGAMIのリブにピタリとはまるようにギザギザに加工されているので、安定感はかなり高いです。

CTでは普段、上写真右のHARIO V60 DRIPPERをメインに使っていますが、同じ豆で抽出して比べてみた場合、果たしてどこまで風味に違いが出るのか、改めて検証してみることにしました。

使用豆:ETHIOPIA Geisha Gesha Village Chaka Natural
ロースト:Medium
メッシュ:中粗挽き
粉量:15g
TTL湯量:225g
湯温:90℃
ペーパーフィルターはそれぞれ、ORIGAMI FILTERとHARIO V60用02Wを使用。

それではいざ!

ターゲットの225gを少々オーバーして、双方230gほど注いでいます汗

ORIGAMIは2'35"、HARIOは2'45"で抽出完了。

HARIOのタイマー表示が2'48"となっていますが、これはタイマーストップに手間取ったため。悪しからず。
また、重量の表示の違いについては、外したドリッパーとペーパー、粉に含まれる水分の重さの違いになりますね。

約10秒、ORIGAMIが早く抽出されたことになりますね。

多くのレビューで見る通り、やはりORIGAMIはその深いリブの効果でお湯の抜けがいいようです。

色合いにそこまでの違いは見られません。

飲んでみたところ、酸に微妙な差が感じられました。

あくまで双方を飲み比べた上での相対的な評価ですが、それぞれに対して、

HARIO:柔らかいマウスフィール、優しい酸
ORIGAMI:フレッシュなシトラス系の酸

が優位に感じられました。

やはりお湯の抜けが早いせいか、ORIGAMIの方がよりスッキリとシャープな印象ですね。

クリーンさについては、正直違いは感じませんでした。

ということで!

結論としては、好みに応じて使い分ければいいのかなと思います。

以前使用していたセラミック製のORIGAMIでも同様の印象だったので、キリッとした酸がお好みのお客様にはORIGAMIでお出ししていましたが、樹脂製のORIGAMI airでも同じように使い分けていこうと思います。

ちなみにAS樹脂は、外気温の影響をセラミックほど受けにくいという特徴もあるので、より安定した抽出ができるようになるかと思います。

セラミック製のORIGAMIとAS樹脂製のORIGAMI airとの比較も面白そう。

ということでORIGAMI airとHARIO V60。

あくまで個人的な感想としては、味の好みはHARIO、所有欲を満たすのはORIGAMI air!かな笑
でもメッシュの微調整次第では、ORIGAMIに浮気しちゃうかも。。

お値段もだいぶ違いますけどね!