CHIGASAKI Coffee Story 〜アナエロビックと育苗〜
茅ヶ崎「おイシイ農園」さんからお預かりしているコーヒーの木。
完熟したチェリーと未熟なチェリーが混在しています。
全部完熟するのを待って一気に収穫、といきたいところですが、そうすると先行して熟した豆が過熟状態になってしまうため、完熟したチェリーから順番に収穫していかないといけません。
しかし一本の木から一度に収穫できるチェリーの数はそんなに多くはないわけで、自ずとその都度精製処理する量は少しずつになってしまいます。
ということで今回また少し収穫しまして、その一部は育苗用として採種し、残りはアナエロビックで精製してみることにしました。
今回収穫した完熟チェリー。
この中から10粒ほど選び、採種します。
チェリーから取り出したパーチメントの表面には、ミューシレージというヌルヌルの粘液質が付着しています。
ミューシレージは発芽抑制作用があるため取り除くのが良いそうなので、このように1〜2日水に浸けて微生物による発酵を促し、取り除きやすくします。
残りのチェリーは手頃なサイズのペットボトルがあったので、密封してアナエロビック(嫌気性発酵)処理します。
最低3日は発酵させようかと思います。
そしてこちらは水に浸けてから44時間ほど経過したパーチメント。
水の色も変色し、泡も浮いてきていて発酵がある程度進んでいるように見えたので、思い切って取り出してみたんですが、ヌルヌルとしたミューシレージはまだ少し残ってました。
んが、今回は思い切ってこれで進めることに。
育苗ポットに鹿沼土を入れ、予めたっぷり湿らせます。
人差し指の第一関節くらいまでの穴をあけ、そこにパーチメントを入れていきます。
パーチメントのセンターカット(真ん中の割れ目のような筋)は下向きにするそうです。
上からそっと土を被せて完了。
22ポットできました。
今の時期だと発芽まで1ヶ月くらいと予想。
毎日の水やりを忘れないようにしないと。
ここからいくつ発芽するかドキドキですが、全部発芽したらしたで、これまた置き場所に困っちゃうな。
まあ、それは捕らぬ狸の皮算用ってやつですね笑