コスタリカ〜ベネズエラ コーヒー・カカオ農園訪問記 ベネズエラDay2後編
お昼前にパタネモの宿にチェックインを済ませると、すぐに身軽になってカカオ農家さんのもとへ。
今日訪問する農家さんは、Alexたちがダイレクトトレードでカカオを買い付け、日本に輸入している農家さん、カバジェロ一族。
山道の入り口近くにご両親と独立した子供たちが素朴な家を構えています。
パタネモ村の人口は約1000人でその三分の一ほどの人たちがカカオの生産に携わっているそうですが、近年は特に若年層の流出が止まらず、労働力不足が深刻な課題だそう。
万国共通の現象ですね。
ここからは山道を30分ほどトレッキング。
長男のウィルメルさんとその子どもたちについてどんどん登っていきます。
乾燥を終えたカカオ豆をロバに満載して山を降りてくる少年。
栽培エリアに入ると、森のようにランダムに植えられているところもあれば、整然と並べて植えられているところもあります。
どこも、より大きな樹木の影に守られるように植えられていて、アグロフォレストリーを実践しているのがわかります。
途中、ウィルメルさんがカカオの実を無造作にもぎ取ってきて割り、食べさせてくれました。
この白い果肉の中にカカオ豆が入っていて、それがチョコレートになります。
果肉はあまり多くはありませんが、またこれが甘酸っぱくて美味しい。
柔らかい生のカカオ豆をそのまま噛んで食べてしまうことも出来ますが、やはり生ではあまり美味しくないので、果肉の部分がなくなったらそのあたりにポイポイ捨ててオーケー。
そこからまた木が生えてくるのでしょうか?
まだ雨期で曇りがちの天気ですが、そこはやはり熱帯エリア。
汗だくになって登っていくと、小さな台地上になったところに建つ作業小屋にようやく到着!
ご家族が待っていてくれました。
周囲にはカカオ豆の乾燥パティオや発酵小屋があり、それぞれ案内してくださいました。
こちらはコンクリートのパティオ。ここに発酵を終えたカカオ豆を広げて天日乾燥します。
こちらはカカオの発酵小屋。
木枠の発酵槽に収穫したカカオ豆を入れ、バナナの葉で覆った後、定期的に撹拌します。
コンクリートのパティオでカカオ豆を乾燥させる様子。
こちらでも定期的に攪拌して均一に乾燥させます。
周囲には様々なハーブやスパイスを実らせる木が自生しています。
これはナツメグ。
香りを嗅ぐとまさにナツメグ!(当たり前か)
こんな風になるんですね。
一通り周囲の栽培地を案内してもらったところでみんなでランチタイムです。
BBQを豪快に手づかみでご馳走になります。ワイルドでウマし!
お礼に、日本から持参したスナックやお子さんたちには文房具セットをプレゼント。
喜んでもらえたでしょうか。
その後、本日のメインイベント、カカオの木の植樹に行きます。
一人一本ずつ植えて、管理用のICタグを固定。
将来この木が大きくなったら、幹に埋め込み、リモート管理できるようにするプロジェクトを進めているとのこと。
Alexたちは、テクノロジーを活用してより信頼できるBean to Barを実現しようとしています。
また何年か後、自分が植えたこの木が実をならせる事ができるようになったら訪れたいですね。
植樹が終わったら下山。
カバジェロ一族の長(お父様)のご自宅で、パタネモ産のホットチョコレートをご馳走になりました。
カカオの産地でそのカカオを使ったチョコレートをいただくなんて、想像してみたこともなかった。
これぞ贅沢の極みでしょう。
その後、宿に戻ってさっと水シャワーで汗を流したら、休むまもなく原産地証明登録(?)祝賀パーティに突入。
生バンドが演奏するラテンのノリノリの音楽でひとしきり踊ったあと、それぞれの生産者さんに日本のショコラティエからお祝いとお礼のメッセージを渡すセレモニー。
日本を代表して、ということで、プレゼンターとしてお渡しする役目を仰せつかりました。
その後はスマホでの写真撮影大会。
こんな秘境のような村でもスマホが普及していて、みんなinstagramをやっている。
これももはや万国共通か。
お互い言葉が通じないながらも(こちらスペイン語はほぼわからない)、楽しい夜がふけていきます。
※このブログに掲載できる写真の枚数と文字数が限られているので、だいぶ端折ってます。もっとご紹介したいのに残念。。
続く。