CHIGASAKI Coffee Story 〜ウォッシュト試飲〜
4月9日にパルピングしてミューシレージを綺麗に取り除き、天日干しを開始した「茅ヶ崎コーヒー」のウォッシュト。
精製の様子はこちらからどうぞ↓
https://cruisetown-coffee.com/news/6435287dc99ac7002a1ba1f3
天日干し開始から12日めの4月20日、パーチメントを剥いてみたところ程よい色合いになっていたので、脱穀・焙煎に進むことにしました。
※ほんとはここで水分計を使って水分値を測るのでしょうが、ないので仕方なし笑
脱穀前は44g。
脱穀後の最終重量でなんとか30gは確保したいところ。
精米機でガラガラやります。
4分づき・1合の設定で1分くらいでした。
脱穀後、剥がれたパーチメントや不良豆を取り除いて31.5g。
ギリ目標達成!笑
ミディアムくらいで焙煎しました。
ウォッシュトなので、センターカットにシルバースキンが残ってますね。
見た感じ美味しそうです!
そして淹れたものがこちら!
ローストしたクルミのような香ばしい香りに、アナエロビックの時に感じたキンカンのような柑橘のフレッシュな酸と香り。
ほんの少しスパイスっぽさも。
甘さは黒糖やカラメルのような印象です。
アナエロビックの時に感じた複雑なムスクのような香りは顔を潜め、よりスッキリと仕上がってます。
うん、やっぱり美味し!
それにしても正真正銘、真っ赤に実ったこのコーヒーチェリーを収穫してから2週間後にできたコーヒーなわけです。
本当にできるんですね。。。
頭ではわかってはいても、やはり基本、コーヒーは遠い国の、さらにアクセスの不便な土地からやってきたもの。
消費者であるほとんどの人はコーヒー農園なんて訪れる機会はないと思います。
これだけ僕たちの生活に溶け込んでいて欠かせない飲み物なのに、その背景を身近に感じることはおろか、想像することすら難しい農産物なんですね。
アラビカコーヒーの栽培適地は、コーヒーベルトと呼ばれる赤道から北緯〜南緯25度以内のエリアの、なおかつ標高500〜2,500m前後の高原や山岳地帯。
必然的に山の急斜面など、機械が入れない土地が多く、現地の零細農家さんが完熟したコーヒーチェリーを一粒一粒、手でもぎって収穫しているケースが多いようです。
ある程度の規模の農園では、精製・乾燥工程を自前の設備で行う場合もあれば、協同組合などを組織して小さな精製工場を作り、周辺の農家さんがそこに収穫したチェリーを持ち込んで共同処理する場合など、様々。
何れにしてもコーヒーは収穫して終わり、ではなく、その後の処理工程に大変な注意と労力が必要となります。
特に高品質のスペシャルティ・コーヒーは機械化が難しく人の手に頼る部分が大きいです。
こうして、文字通りこの手にほんの一握りですが、収穫から精製、焙煎までの流れを体験することは、コーヒー焙煎を生業とする僕たちにとって今後間違いなく大きな糧になることと思います。
コーヒーの木を育ててこられた「おイシイ農園」さんに感謝ですね!
次回は、ナチュラルとハニーの精製工程をお伝えできればと思います。
楽しみ〜!