コスタリカ〜ベネズエラ コーヒー・カカオ農園訪問記 コスタリカ入国〜移動編
※動画からのキャプチャイメージばかりで画質あまりよろしくありません。悪しからず。。
コスタリカはこのとき(10月末)まだ雨期の終わり。
曇り空で、時々ぱらぱらと雨が当たるお天気。
レンタカーオフィスを出てすぐ、スムースにハイウェイに乗っかり、一路宿を目指します。
↑実際には4時間はかかった空港から宿へのルート。
気になる交通マナーはというと、特に悪いというわけではないのですが、事前情報通り、やっぱり皆さん飛ばし屋。
狭い道路でもお構いなし。
でっかいコンボイがカーブですれ違いざまにはみ出しながらガンガン飛ばしてくる。
↑これは直線だからさすがにはみ出してはきてないですが。
滞在中、なんど「おい!」と叫んだことか。。
さらに、まだ市街地近くの交通量の多いハイウェイで、いきなり大きな陥没穴が目の前に現れ、ヒヤッとしました。
事故にならないんだろうか。
こんなところで穴が空いたまま放置されているということは、この先もっと出てくるかもしれんと思っていたら、その通りでした。
特に地方に近づけば近づくほど、道によっては陥没穴だらけ、というところが出てきます。
なぜ放置しておくのか、事故は起きないのか、頭の中で??マークが飛び交います。
以降はどんなスムースな路面でも目が離せなくなりました。
途中、牧草地と森が交互に広がるのどかな、長い山道を通過し、スーパーで飲み物やスナックなどを調達したりしつつ、のんびり安全運転で走ります。
海外ドライブのお決まりBGMはその国のラジオですが、やはりそこは中米の国らしく、どの局に合わせてもだいたいノリノリのラテンがかかってます。
時々通過する小さな集落や郊外で目にする個人宅は、大抵どちらかというと簡素でこぢんまりとした平屋ですが、壁の色使いが可愛らしく、また芝生や植栽も綺麗に手入れされ、南国らしい濃密なグリーンが目に鮮やかです。
ただ、大きめの幹線道路沿いにはちょくちょくぼろぼろのバラックも。
すれ違う車は日本車(特にトヨタ)が多く、古い車もバンバン走っています。
よく見かけるのが、中古車か事故車かわかりませんが、車体を真っ二つにぶった切って陳列?してある、おそらく中古パーツ屋らしきお店。
若者には、90年代〜00年代初頭あたりのレビンやシビックのような車の車高を低くして太いタイヤを履かせるカスタムが流行ってるようです(もしくはそうした中古車しか買えないのか、はよくわかりません・・)。
それにしても街や家の作りや雰囲気、風景などが全体的に、昔、僕が一時期住んでいたフィリピンとすごく似ています。
気候帯が近いことに加え、やはり、スペイン統治という共通の時代背景の影響が大きいのでしょう。
そして同時に疑問が。
地球幸福度指数※というのがあって、コスタリカは2009年、2012年、2016年の三回連続No.1になっているそうです。
※持続可能性を組み込んだ国の幸福度を測る新たな指標
年収でいうと、コスタリカの平均年収(中央値は見つけられず)は日本の約半分とのこと。
ところが物価は、観光地の小売店や土産物店が日本の物価と変わらないか、なんなら円安の影響でむしろ高く感じるのは仕方ないとして、道すがらの普通のスーパーに入っても日本と変わらない。
↑例えば、道中何気なく立ち寄ったこちらの倉庫型スーパー。
↑右の紙パック飲料が540コロン(₡)。日本円にすると¥150。
※レートは帰国して約一ヶ月後の12月11日現在のもの。
↑この菓子パン₡1,140=約¥313。日本の物価とほぼ同じ感覚。
↑ビールは6缶₡4,900=約¥1,346。1缶あたり¥225。やっぱり日本とほぼ同じ?
コスタリカはもともと、中南米諸国の中では物価の高さがトップクラスだという話は聞いていたけど、加えて昨今の世界的なインフレの影響もあるはず。
この国の人たちはこの年収と物価で一体どうやって生活をやりくりしてるのか、余計なお世話かもしれないけど、そのあたりのカラクリが今ひとつ、疎い僕にはピンときません。
地方では半自給自足とか、あるいはもっと安い、現地の人しか使わないような店があったりするのか。
あるいは通りすがりの僕たちにはわかるはずもなく、他の多くの国でもそうであるように、実は大多数の人はこの物価高にのっぴきならない状況にあったりするのか。
一昔前は、年収も安いけど物価も安いから生活する分には問題ないよね、というイメージだったけど、ここ数年の急激なインフレでそれが崩れてきているのだろうか。
コスタリカは軍隊放棄、中立宣言(どちらもグレーな部分はある)をしていて、その分の国家予算を教育(国公立は高校まで無償)や皆保険(公立病院無料)にしっかり充てているそうなので、負担が少なく安心感・満足感はあるのかもしれません。
加えて森林伐採の規制強化と再生だけでなく、国内電力の98%以上を再生可能エネルギーで賄うなど、自然環境を国家資産として捉え、国をあげて環境保護政策に取り組んでいるのも先進的。
「地球幸福度指数」はその国の「持続可能性」も組み込んだ指標なので、この点が評価に影響を与えているかも。
ちなみにコスタリカは、「先進国クラブ」と言われるOECDの加盟国。(中南米では他に、メキシコ、チリ、コロンビアが加盟しています。)
たった一回の短い訪問でこの国の全てが見えるわけはないし、データによると、OECD加盟国の中では相対的貧困率が20%ほどと高く所得格差も拡大傾向と、やはり課題も多くあるようですが、物質的・経済的な豊かさと幸福度は必ずしも比例しないということを改めて感じさせられたような気もします(もちろん、その「幸福度」なる指標だって特定の尺度に基づいているわけで、その内容によって結果が異なってくることも忘れてはいけない)。
そんな答えの出ない自問自答を頭の中でループさせながら車を走らせていると、いよいよ目的地近くの街フォルトゥナに入ります。
想像していたよりも大きくて観光地化が進んでいる様子。
道路沿いには、いかにも観光客目当ての大きなレストランや土産物店が立ち並び、また温泉が有名なエリアなので、大きなスパ施設がいくつも現れます。
フォルトゥナの街を過ぎると、いよいよ宿のある熱帯雨林の中へ。
未舗装の林道を2kmほど進み、、
ジュラシックパークを彷彿とさせる雰囲気たっぷりのゲートを通過し、やっと到着!
時刻は13:00過ぎ。
日本を発ってから実に35時間が経過。
(その間飛行機の中でうつらうつらしたくらいで一度も横になってない)
国立公園のど真ん中にある宿は、まさにジュラシックパークの中にいるよう。
そして真正面にアレナル火山がどかーんと鎮座する素晴らしいロケーション。
熱帯雨林とはいえ、今はまだ雨期の終わりで雲りがちであるのと、標高がそこそこ高いためそれほど暑くもなく、快適です。
今すぐ歩き回りたくなりましたが、ちょっとベッドに横になった途端、二人ともあえなく寝落ち。。
結局目が覚めたのは暗くなってからで、その日はおとなしくレストランで夕食を取って行動終了となったのでした。
続く。
https://cruisetown-coffee.com/news/657bf56240ad5c002a1a4d6e