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コスタリカ〜ベネズエラ コーヒー・カカオ農園訪問記 コスタリカ滞在〜自然観察編その2

年末年始のドタバタですっかり間を空けてしまいましたが、昨年10〜11月の旅レポートの続きを。

さて、最初のお宿の敷地の広大さはものすごかったですが、次はもう少し小ぶりな家族経営のロッジとなります。

こちらはアレナル火山国立公園の外縁部に位置する、標高が少し低いエリア。

何を隠そう、実はコスタリカ滞在のもう一つのお目当てと言っても過言ではないことが一つありました。

それはナマケモノとの面会。笑

一日の20時間を寝て過ごす、いまだになぜこの厳しい自然界で生き抜くことができているのかわからないことが多いとも言われる、摩訶不思議動物。

遠路はるばるここまで来て、会わないで帰るなんて寂しすぎる。

標高の高いエリアには少ないらしく、最初の宿では見つけることができず少々がっかり気味だったので、否が応でも期待が高まります。

ワクワク。

さてここは、原生林・2次林の敷地内でリジェネラティブ農業(環境再生型農業)の農場を持ち、そこからの収穫物を宿泊客向けの食事として提供していて、その様子をツアーで見学することもできる、エコロッジのモデルケースのようなお宿です。

小ぶりとはいえ、家族経営の宿泊施設としてはとんでもない広さ。

調べてみたところ、新宿御苑の1.5倍くらい。

森の中を歩いて巡るだけでも数日は十分に楽しめます。

その中に、ロッジはたった10棟ほど。

聞こえるのは、濃密な緑が凝縮した森に時々響き渡る鳥や猿、得体の知れない動物たちの鳴き声。

そして不思議と蚊はいない。

天国があるとすれば、きっとここも一つのモデルになるはず。

が、チェックインが済むなり思わず前のめりに口をついて出た言葉は

「ナ、ナマケモノは見ることができますか?」

・・・

どうしても会いたかったものでつい笑

するとなんと、「ごく普通に見れますよー」と当たり前のような回答が。

まじですか!

「私はここ数日見ていないですが、別のスタッフが昨日、従業員用駐車場の近くで見かけたそうです。ほら、あそこにあるようなグローブのような形をした葉っぱの木にいますよ。その葉を好んで食べるので」

確かにあちこちにグローブみたいな形の葉を繁らせるひょろっと背の高い木(おそらくクワ科の木)が生えています。

なるほど、これは会えるかも?

期待に胸を膨らませ、とりあえず一旦部屋に荷物を置いてから散歩に出ることに。

備え付けのマップを眺めつつ、まずはメインのトレイルを歩いてみます。

ここでもあちこちでハチドリが忙しそうに花の蜜を求めてぶんぶん飛び回っていますが、もはやハチドリは珍しくもなんともなくなってきた。

トレイル沿いではそこら中でランブータンが鈴なり状態。

ところどころに皮が捨ててあるので、どうやら食べ放題なのでしょうか?

遠慮なくいただきます。

果肉の見た目・食感はライチによく似ているが、えぐみもクセもなく、甘くてめちゃ美味♪

いくら食べても食べ飽きない感じ。

そんな食べ放題トレイルを、そこかしこに生えているグローブ型の葉っぱの木一本一本よくみて歩きますが、ナマケモノ氏は見当たりません。
※↑の木は違います。

「バンブータワー」と名付けられた観察塔で出会ったベルギーから来たファミリーに聞いてみたところ、今朝、通ってきたトレイル沿いの木で見かけたよ、とのこと。

その木ならさっき目を凝らして下から上まで観察した木です。

部屋に戻る途中、もう一度その木の上の方をよーく見てみました。

なんとなく、黒い塊が見えるような気もしましたが、日が落ちてきたこともあり判別不能になり、その日の捜索は断念。

そして翌日。

朝食前の散歩で昨日の木をもう一度よーく見てみると。。。

いた、いました!

前日の夕方、黒い塊に見えていたものがやっぱりそうだった!

朝陽に向かって、陽の光を浴びるようにびよーんと身体を伸ばしていたのですぐ見分けがつきました。

会いたかったよ!!涙

身体全体がコケに覆われているように緑色しています。

その後ナマケモノ氏はゆーっくりと身体を持ち上げ、背中をボリボリ掻きながら、スローモーションのような動きでさらに上の方に登っていきました。

あーよかった。

しかし丸一日以上、ほぼ同じ場所にいたということになります。

あんなゆっくりとした動作で一体どうやって厳しい自然界でサバイブしているのか。

気になったので調べてみました。

・一日の食事量はクワ科やヤシ科の葉8gほど、ゆっくり動いて代謝を極限まで少なくしている
・木から降りるのは週一回の排泄の時くらい
・その糞を餌にするナマケモノガを体毛の中に住まわせて、その蛾から発生する窒素や排泄物でナマケモノの体表に苔が生えて、それをナマケモノが食べるという共生関係
・基本、木の幹にしがみついて擬態して天敵を欺いてるが、見つかったら逃げられない。捕食されたらできるだけ痛みを和らげるため全身の力を抜く(ってほんまかいな!?)

・・・凄すぎる。

ある意味、究極の進化かもしれません。

人間も含めて動物がみんなナマケモノみたいに進化すればよかったのかもねとも思ったのでした笑

ナマケモノに出会えたところで、コスタリカに来た目的の残り半分は達成されたようなもの笑

ここでもアグーチやらオオハシやら、相変わらずいろんな動物に出会いますが、少々お疲れ気味だったので農園ツアーには参加せず、リラックスして残りの時間を過ごしました。

翌日は、明後日のベネズエラへの早朝フライトに備え、サンホセの空港近くのホテルに移動します。

↑こちらはコスタリカの典型的な朝食。

上から順に

・アレパ(トウモロコシ粉のパン)
・ガジョピント(黒豆入り混ぜご飯)
・トルティーヤ(おそらく?)
・プランテーン(調理用バナナ?のグリル)
・チーズ(カマンベールみたいなクセのないやつ)
・目玉焼き

プランテーンは最初、焼きナスかと勘違いし皮まで食べてしまって笑われました。

次はいよいよベネズエラへの移動編。
https://cruisetown-coffee.com/news/65ab6c69096124002a10443b