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コーヒーを淹れに北アルプス・燕岳へ行ってきました(ツールレビューあり) Part.1

恒例の、アウトドア・コーヒー・テイスティング企画笑

今回は、北アルプスの女王・燕岳へテントを背負って、ソロで行ってきました!

標高2,700m超の世界はまだまだ地上の冬の気温ということで、準冬山装備のテント泊。

撮影機材も含めて荷物は18kgほどとなり、年々縮む身長がさらに圧縮されるんじゃないかという軽い恐怖を覚えつつ、久しぶりの山行ということもあって、なかなか足に堪えるものがありましたが、朝6:30に登り始めて10:30にはなんとかテント場に到着。

この燕岳、北アルプスとはいえ、麓の駐車場から4〜5時間ほどで登れる手頃さと(でも急登)、その山容の美しさから大変人気の山ですが、まだ雪が全部溶けきっておらず、ハイシーズン前の平日ということもあって、テントは私のものも入れて5張りとかなり余裕。

↑左端のグリーンのテントが今宵の私のお宿。

そして右奥の瀟洒な山小屋が燕山荘。

自分としてはベストポジションを確保したつもり。

眼下に広がる安曇野の街並みを一望できます。

燕山荘側から。

中央が燕岳です。

ちなみにテントを張ってから判明したんですが、目の前の岩のてっぺんに頻繁にオスの雷鳥がやってきて縄張りを監視しています。

ラッキー♪

雷鳥は氷河時代からの貴重な生き残りの鳥類で、絶滅危惧種。

しかし、日本の雷鳥は、昔から神格化されていたり、あまり高地に人の手が入らなかったという歴史的な背景もあり、どうやら人を敵と認識していないようで、それほど怖がりません。

時折、マイテントの目の前を横切って、ててて・・・と移動するという、なんとも贅沢な場所でありました。

ちなみにオスの鳴き声は、グアァァォォ、グォッ、グォッ・・・みたいな、オッサンのゲップかカエルのような声。

もうちょい爽やかだったらなあ笑

とにかく今回は、リアル雷鳥の里状態で、しっかり堪能させていただきました。

こちらは到着したお昼にいただいた、燕山荘のチキンインドカレー。

想像してみてください。

眼下に落ち込む深い深い谷を挟んで向かいの裏銀座と呼ばれる壮大な山並みの大展望を眺めつつ食べるカレー。

おまけに重い荷物担いで4時間登ってきて腹はペコペコ。

どう控えめに言っても至上最高に美味いに決まってますよね。

こちらがその裏銀座と呼ばれる、槍ヶ岳に至る稜線をつなぐ山々。

左のほうに突起のような槍ヶ岳が見えます。

燕山荘のある稜線も槍ヶ岳につながっていて、こちらは表銀座と呼ばれています。

カレーで満足した後は、腹ごなしに燕岳へ空身で往復。

花崗岩の砕けた白くサラサラとした山体とハイマツの緑、そして奇岩群のコントラストとそのバランスが絶妙すぎて、本当に絵のようです。

定番のイルカ岩。

こちらはメガネ岩。

さてマイテントに戻って、やっと本題(笑)のアウトドア・ブリューイングです。

今回は新兵器を投入しました。

といってもめっちゃ小さいです。

↑これ。

スキッターというツールです。

どう使うかというと、、

こんな感じで、シエラカップとかジェットボイルとかの鍋のふちに引っ掛けると、お湯が綺麗に注げる!というツール。

ほら!

垂れない!!

しかも点滴のような落とし方もできる!!!

こんなちっちゃいのにスグレモノです。

ちなみに最初に2種類のスキッターの写真を上げましたが、上の方が少し前に買ったもの。
¥700くらいだったかな。

ところがそちらはあまりうまく注げなくて、ある程度勢いをつけないとお湯が鍋を伝ってぼたぼたこぼれ落ちて始末におえません。

ということで、さらに小さくて評価の高いものを導入したわけですが、これがめちゃ調子いい。
¥1,000くらいだったと記憶しています。
KALUGII(カルギイ)という長野県松本市のガレージメーカーさん。

これで、コーヒーケトルを持ち歩かなくても、どこでも美味しいドリップコーヒーを楽しめます。

オ・ス・ス・メ!

てな訳で、はるか眼下に広がる安曇野の街並みを眺めながらCTのCLIMBER, CLIMBER. -Summer Blend- を堪能。

やっぱり山で飲むCTのドリップバッグは最高にうまい!
(自画自賛でごめんなさい汗・・・でも本当に美味しいと思う)

山に行くときは出来るだけ荷物を軽くしたいので、コーヒーはドリップバッグを持っていきます。

CTを始めるまでは、市販のドリップバッグをあれこれ試しましたが、正直どれだけ素晴らしい景色と美味しい空気の中で飲んでも、口にした瞬間ちょっとがっかりするような、そんなドリップバッグにしか出会えていませんでした。
(もちろん、ネットで探せばもっと高品質のドリップバッグを作られているところもたくさんあると思いますが、そこまで手を伸ばしていませんでした)

でも今は、自分たちが納得いくまでなんどもカッピングを繰り返して作ったスペシャルティ・コーヒーのドリップバッグを持っていけます。

なので、冗談は抜いて本当にCTのコーヒーを山で飲むのを楽しみに登っています。

幸せなことですね。

さて、コーヒーを飲んだらまた少し付近を散策。

テント場を管理する燕山荘は、標高2,763mの北アルプス稜線上に立つ絶景の山小屋ですが、もはやホテルといっても過言ではないような設備の充実度と美しい佇まいでも有名です。

その燕山荘の敷地の南東側にこんな絶景ポイントがありました。

目の前に常念岳から大天井岳、そして槍ヶ岳を一望するテラス。

前回登った時は半分ガスってたのと、燕山荘の右側を巻いて登る夏道経由だったので、このテラスの存在に気づいていませんでした。

今回はまだ夏道が閉鎖中で、燕山荘の左側を巻いて登る冬道だったため、ちょうど登り切ったところにこれがあったわけです。

あまりの絶景っぷりにおおおー!と叫んでしまいました。。

夏にここで寝袋だけ敷いて、降り注ぐ満天の星空と天の川の下で寝れたら最高でしょうね。

ダメだろうけど。

そうこうするうちに日没が近づいてきました。

暗くなる前にジェットボイルとラーメンを持ち出し、燕山荘脇のこれまた絶景アウトドアテーブルへ移動。

向かいの裏銀座の山々に沈む夕陽を眺めつつ、何とも贅沢な夕食となりました。

実はこの夜、条件さえ良ければ天の川と、灯りのともる燕山荘とテントを収めた星景写真を撮影しようと目論んでいたんですが(そのために重い超広角レンズと三脚を持ってきていた...)、結局一晩中強風が吹き続け、おまけに満月で星もあまり見れない、という状況だったためあえなく断念。

一晩中テントに四方八方からバッシバシ雪の塊を投げつけられてるような音が続き、ろくに寝付けませんでした。

〜Part.2へ続く。
https://cruisetown-coffee.com/news/648477649353250043f3a29a